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はじめに
最近の美容意識の高まりで、全身脱毛に興味のある人は多いのではないのでしょうか。
そして、「クリニックに行くのは値段が…」と思っている方がまず考え付くのが家庭用脱毛器による自宅での脱毛だと思います。しかし、決して安い買い物ではないため、「本当に家庭用脱毛器で良いのか?」「どの商品にするか?」という迷いがあるはずです。そこで本記事では、私がケノンを実際に半年間利用してみて感じたクリニックとの違い・メリット・デメリット・効果などをお伝えし、皆様の判断材料になればと考えております。
ちなみに、効果の実感は私(男性)目線のものですが、女性の方も参考にできる記事になっていると思います。
家庭用脱毛器を選んだ理由
まず、そもそもなぜクリニックではなく家庭用脱毛器による脱毛を選んだか、私の中での判断のポイントを解説します。
①安い
まず言わずもがな、最大の利点として「安い」ということが挙げられます。家庭用脱毛器はメーカーやオプションにもよりますが、4~8万円くらいの価格帯であり、まず10万円を超えることはほとんどありません。一方クリニックでは、全身脱毛で30~40万円は平気でします。実際、私もクリニックで、髭を除いた全身脱毛の見積をとりましたが、割引を効かした上でもある程度効果が得られる回数を打つと30万円以上になると言われました。
また、クリニックの脱毛プランは脱毛を完全保証する訳ではないので、プラン終了後も追加課金で照射を続けていく必要があるかもしれません。それに対して、家庭用脱毛器は一度買えばかなりの回数照射できる機器が多いので追加出費もない場合がほとんどです。
これらの点から、家庭用脱毛器の方が圧倒的に安上がりだと言えます。
②髭以外には特に有効的
私が今回脱毛したいのは「髭以外の全身」であったということも家庭用脱毛器を選んだポイントとなります。髭脱毛はすでにゴリラクリニックで行っている途中であり(別記事にて記載)、同じ部位に複数の脱毛処置を行うのは良くないとのことですので、顔から下のみを脱毛するつもりでした。
正直、家庭用脱毛器を用いて自分自身で顔を照射するのは、何か抵抗があり怖いという思いもあります。しかし、体となると顔よりは皮膚も丈夫ですのでセルフ脱毛でも安心感が違います。また、体毛の中でも髭はかなり濃い・強い部分になるため家庭用脱毛器のパワーでは足りないように感じますが、その他の部位だと家庭用脱毛器のパワーでも比較的脱毛効果は得やすい印象です。そのため、「髭はクリニックで、体は家庭用脱毛で」というのが個人的にはコスパが良い選択だと思いました。
③継続すれば効果は表れる
家庭用脱毛器を選ぶ際に最も引っかかる点として「効果はあるのか?」ということがあると思います。もちろんこれは、全ての脱毛において言えるのですが「効果の出方も期間も人それぞれ」ということになってしまいます。
しかし、よく聞く話で「継続して回数を重ねれば効果はクリニックも家庭用もほとんど変わらない」というのがあります。実際、私も脱毛クリニックの施術士さんからそういった話を何度か聞いたことがあります。どういうことかと言うと、クリニックの強いレーザーで2,3ヶ月に1回照射と、家庭用脱毛器の弱い光で2週間に1回照射は、最終的に効果としては同じであるとのことです。イメージとしては、同じ期間で「パワー10×1回=効果10」「パワー2×5回=効果10」のどちらを選んでも結果は一緒という感じらしいです。
もちろん、これはあくまでよく言われているだけのことであり、私も聞いただけのお話なので医学的に根拠があるのかは分かりません。しかし、少なくとも私は家庭用脱毛器ケノンを1年間利用してみてある程度の効果は実感できている(後ほど解説)ので、適切に継続して使用すれば脱毛効果は得られるのだと思います。
ケノンのメリット・デメリット
クリニックではなく家庭用脱毛器での脱毛を選択した次は、どのメーカーの家庭用脱毛器にするかという問題があります。家庭用脱毛器も現在多くの種類があり、選択肢は非常に多いです。
そこで、ここでは、その内の有力候補の1つになるであろう「ケノン」のメリット・デメリットを実際に使ってみたことを踏まえて述べていきます。
メリット
大手のため安心
まず最大のメリットは、ケノンが家庭用脱毛器の中でも大手の商品のため「安心感・信頼感」を得られることだと思います。多くの人が使っている商品なので参考にできる口コミ・レビューが多く保証も手厚い「安心感」、実際にモノが良いから有名になっている「信頼感」を感じられます。
事実、ケノンの販売台数は100万台を超えており、売れているのにはそれだけの理由があることに繋がります。
自身の体に使うため怪しい商品は嫌ですし、安い買い物ではないので失敗したくないという思いはあるはずですので、参考記事の多い大手商品ということは非常に大きなメリットだと思います。
ほぼ半永久的に使える
ケノンの凄さは照射可能回数の多さにもあります。ケノンは定期的にバージョンアップが行われておりますが、最もベーシックなカートリッジであるスーパープレミアムカートリッジでは、最大照射回数300万回という一生使いきれないような数になっております。300万回というのは最もパワーの弱いレベル1での照射の話であり、そのような低いレベルで照射をする人は少なく、レベルを上げればその分照射可能回数は減りやすくなります。しかし、MAXパワーのレベル10で照射しても50万回可能なので、1回の全身脱毛で400発打っても1,250回脱毛が可能であり、自分だけでなく家族やパートナーと一緒に使っても十分すぎるスペックとなります。
半永久的に使えるというのは大げさかもしれませんが、まず照射回数が足りなくなるということはありません。そのため、ケノンは一度買ってしまえば追加出費が求められることはほとんど考えられません。
各カートリッジの照射可能回数と特徴
※ケノン公式ショップを参考(2024年2月時点)
カートリッジ | Lv1照射可能数 | Lv10照射可能数 | 特徴 |
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300万発 |
50万発 |
・本体購入時に付いてくる基本のもの |
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8.5万発 | 1万発 | ・パワーが強く、照射範囲が狭いため、髭やVラインなど濃い部分に集中して使うのがオススメ ・2024年にパワー、照射回数が向上した「ストロング2」発売 |
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20万発 | 4.2万発 | ・脱毛用ではなく、エステサロンのような美顔作用を持つ |
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20万発 | 1万発 | ・照射範囲が広いため、手早くやりたい人にオススメ ・特に背中や足などの広範囲部分にオススメ |
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20万発 | 1.3万発 | ・正直、これといった特徴はない普通のカートリッジ ・価格が安めなのでスペア用として持つのが良い |
多様な使い方が可能
ケノンでは、様々なカートリッジ(上図)があり、多様な使い方が可能です。スーパープレミアムカートリッジを使って腕や足の脱毛をしたり、パワーの強いストロングカートリッジを使って効果的に髭脱毛をしたり、脱毛は完了したがスキンケアに興味があるのでスキンケアカートリッジを使用したり、といったように様々なニーズを満たしてくれます。そしてカートリッジの種類以外にも、照射パワーを10段階に選択できたり、照射パターンを選択(単発か連射)できるので、自身の肌の状況にあったカスタマイズが可能です。
また、これはケノンに限らず家庭用脱毛器全体のメリットとはなりますが、自分の好きな時に好きな部位に照射できる(脱毛ごとに一定期間を空ける必要はありますが)という所も、自由度が高いです。通院する必要がなく、VIOなどの恥ずかしい部分も自分で照射できるのは大きな利点になります。
デメリット
全身やると時間が結構かかる
私が最も感じるデメリットは、ケノンで全身を脱毛しようとするとまあまあ時間がかかります。ここで言う時間とは、全身に一通り照射する時間=施術時間のことです。私の場合は、首・乳首周り・おなか周り・脇・腕・足・VIOを照射していますが、全部で1時間弱かかります。照射は2週間に1回程度であり、テレビを見ながらやったりしているのでそこまで苦ではありませんが、人によっては面倒に感じるかもしれません。
時間がかかる要因としては、ケノンの1発1発の照射にインターバルがあることが挙げられます。ケノンはある程度パワーのある脱毛器のため、1発照射すると次の照射のためにチャージ(充電)時間が発生します。チャージ時間は照射レベルによっても変わるのですが(パワーが高ければチャージ時間も長くなる)、私がよく使うLv8だと照射ごとに2秒ほどの待ち時間が発生しています。
このようにチャージ時間があるため、ピッピッピッと間髪入れずに照射できず(肌の負担を減らすためにもあるのだとは思いますが)脱毛に時間がかかってしまうというデメリットがあります。ただ、脱毛が進んでくると照射が必要な部分も減ってくると思うので、徐々に施術時間は短くなっていきます。
また、ケノンに限らず他の多くの家庭用脱毛器やクリニックでも、全身脱毛をしようとしたら1時間くらいはかかってしまうので、そもそも脱毛とはそういう手間のかかるものだと思っておいた方が良いと思います。

さすがに効果は若干遅め?
私自身、同じ部位でクリニックと比較した訳ではないのであくまで体感にはなるのですが、さすがにゴリラクリニックのレーザー治療などと比べると効果の表れ方は若干遅いと思います。ゴリラクリニックでは髭のみ脱毛していますが、髭と比べると薄いであろう腕や足の毛の(ケノンでの)脱毛具合は正直もう少し早くても良いと感じます。
しかし、家庭用脱毛器を選んだ理由③でも述べたように、ケノンでも間違いなく効果は実感(後ほど具体的に解説)できているので、あとは皆さんが即効性をどこまで重視するかの問題になると思います。
使用方法
続いて、ケノンの使用方法を解説していきます。使用方法といっても、もちろん取扱説明書通りに使えばまず問題はありません。ただ、ここではあくまで私流の使い方をお伝えします。(標準的な使用方法から大きく逸脱はしていませんが、照射における各設定や一部時短をしているところを紹介します…)
① 照射部分の毛を剃る
まず、照射前に脱毛をする部分の毛を剃ります。毛が伸びた状態だと必要以上に光を吸収してしまい火傷などのリスクを伴うので必ず剃るようにしましょう。私はいつも夜に照射するので、照射前にお風呂に入り、そのついでに剃毛をします。
ちなみに毛はカミソリかシェーバーで剃れば問題ありません。私のオススメはパナソニックのボディトリマーでの剃毛です。広範囲をスピーディーに剃ることができ、物持ちも良く、安全性も高いためVIOや脇などのデリケートゾーンにも負担なく使うことができます。


② ほくろを隠す
続いて、ほくろに白いシールなどを貼って保護します。脱毛器の光は黒い部分に反応して吸収されるものであり、その仕組みを利用して毛根を破壊して脱毛しております。そのため、光はほくろの黒にも反応してしまい、思わぬ肌トラブルが起きる可能性があるためほくろに光が当たらないようにする必要があります。ほくろだけでなく、濃いめのシミなど色素の濃い部分も隠すようにしましょう。
隠すのでなくほくろを避けて照射するというという手もありますが、そうするとどうしてもほくろ周辺の毛が照射できていない気がするので、私はほくろに白いシールを貼って光に反応しないようにして気にせずほくろごと光を当てています。
要はほくろの黒い部分を白など色の薄いもので隠せば良いだけなので、白いマスキングテープなど手段は何でも構いません。個人的には100均に売っているポイントシールがおすすめで、貼りやすくサイズもちょうど良く便利です。



③ ケノンを起動、設定
ではいよいよケノンを起動します。起動後、多くの設定が可能です。具体的には以下の項目が設定可能となります。(ver8.0の場合)
パワー(照射Lv)設定
照射パワーの設定が10段階のレベルで可能です。自身の毛の濃さ、部位、痛み、効果の表れ方によって調整すれば良いです。また、利用中のカートリッジが現在の設定レベルではあと何回照射可能かといった「使用可能回数」も表示されます。

私の場合は、(スーパープレミアムカートリッジで)腕や足などの基本部位がレベル8、Vゾーンは毛が濃いためレベル9、Iゾーン・Oゾーンは痛みが若干強いためレベル7に落とすといったような使い方をしています。

連続ショット設定
ケノンの照射を単発(1連射)にするか連射(3連射、6連射)にするか選択できます。強いパワーで1発当てるか、少し弱めたパワーで回数を増やすか(総パワーはこっちの方が高いらしいです)といった違いになります。特徴としては、単発の方が強いパワーが1発で入るので脱毛の効果が実感しやすく、連射の方はパワーが分散されるため痛みは少ない傾向とのことです。

私の場合は、単発(1連射)モード一択です!効果があるのが一番ですし、もし単発で痛い場合は連射モードにするのではなくパワー自体を落とす方が良いと思うので。

ショットモード(手動・自動)設定
毎回の照射を手動にするか自動にするかを選択できます。手動だと、照射ごとにハンドピースのボタンを押す必要があります。自動だと、一度ボタンを押せば以降は充電がたまれば(1~2秒ほど)、ハンドピースを肌に当てると自動的に照射されます。

私の場合は、自動にしています。少しでもテンポよく照射したいですし、自動だからといって肌に当てた瞬間に照射されるわけでもないので、意図しないタイミング・部位に照射してしまうという心配もありません。

あとは他にも音量、画面のコントラスト、言語切替などが可能となっています。
また、カートリッジを取り換える場合はケノン本体の電源がオフになっている状態で行ってください。
④ 照射部位を冷やす
照射する前に照射部位を保冷剤などで冷やす必要があります。理由としては、照射の熱による肌への刺激を和らげるためとのことです。たしかに、10秒ほど保冷剤をあて、しっかり冷やしてから照射することで痛みはほぼゼロになります。
ただ私は正直、照射前に毎回冷やすのは面倒なので冷やさないことも多いです。特に腕や足といった痛みが感じにくい部位は冷やさずに照射しています。その代わり、 VIOや脇は事前に冷やしておかないとかなり痛く感じるのでしっかり冷やしています。この方法はあくまで私の自己流のため本来は全て冷やすのが正しいのでしょうが、部位によって冷やし方・冷却の有無を変えることで時短には繋がります。
⑤ 照射
ついに、ケノンで照射をします。方法自体は簡単で、ハンドピースを肌にあててボタンを押すだけです。するとピカッと光がでるので、それでその部分は照射完了です。
照射の効果を高めるコツとしては、照射面を肌に対して垂直にピッタリ密着させることです。こうすることで照射の光がしっかり毛根に当たってくれます。また、照射ごとに照射面をずらしていくことになりますが、この際にできる限り隙間をなくす(照射されていない部分をなくす)ことも重要です。ただし、同じ部分に2度照射することはNGですので(連続ショット設定による連射は除く)、隙間をなくしながらも照射面が被らないようにすることにも気を付けましょう。ただそうは言ってもその調整が難しく、多少被ったからといって肌が荒れたりすることはこれまでなかったのでそこまで神経質になる必要はないと思います。


⑥ 再度冷やす
照射後も肌の炎症を抑えるために保冷剤で再度冷やします。ただ、ここでも④の時同様に、私は面倒くさくて全部位を冷やしてはいません。VIOや脇などのデリケートな部分だけ冷却するようにしています。
⑦ 以降、④~⑥の繰り返し
あとはある程度まとまった範囲ごとに④~⑥の手順を繰り返すだけです。例えば、「左わき全体を冷やす」→「ケノンを4回に分けて左わき全体に照射」→「左わき全体を冷やし直す」→「右わき全体を冷やす」・・・といった流れになります。
こうして脱毛したい部分全ての照射が終われば、1回の脱毛は終了です。ケノンを片付けましょう。
⑧ 毛周期に合わせて次回照射を
次回以降は約2週間の間隔でケノン脱毛をしていきます。2週間と言うのは、体毛の毛周期というものに関わっています。毛周期というのは毛の成長サイクルのことで、「成長期」→「縮小期」→「休止期」→「成長期」・・・と約2週間ごとに変わっていきます。そしてケノンの光は「成長期」の光に有効であり全ての毛の成長期に照射するためには、この毛周期に合わせて照射するのが効果的ということになります。
そのため、ただ闇雲に毎日照射しても効果は薄く、肌への負担も強くなってしまうのでこの周期は極力守るようにしましょう。

効果
ここからは具体的な脱毛効果について、私の脱毛状況をもとに解説していきます。本来は全ての部位の写真を載せるのが分かりやすいと思うのですが、VIOなどお見苦しい箇所もありますのでメインの説明は足のみとさせていただくことご容赦ください、、、
また、以下が私のケノン脱毛の効果を確認する前提条件となります。
前提条件
・脱毛期間は約6ヶ月、総照射回数は14回(2週間に1回)
・ケノンの使用verは8.0、カートリッジはスーパープレミアム
・脱毛具合を比較できるよう、写真は剃毛後1週間経過時点のものに統一
・脱毛箇所は首・乳首回り・おなか周り・脇・腕・足・VIO
足


Lv8の単発ショットで照射しました。
足は結構分かりやすく結果が出た部位になります。半年前と比べて少し日焼けをしたため、毛が目立ちにくくなったという影響もありますが、確実に毛は薄くなりました。生えてこないという訳ではなく、全体的に毛が伸びるスピード遅くなり、毛質も細くなったという印象です。
また、下の写真が分かりやすいですが、場所によって「きれいに脱毛できている所」と「比較的まだ毛が残っている所」に分かれていることに気づきました。もともとの毛質による違いか照射方法の問題(照射漏れ?)か分かりませんが、場所によって効果の出方に差があることが分かります。しかし、毛が残っている所も以前より薄くはなってきているのである程度の効果は出ているというのが所感です。

(照射のしにくい、すね側に残りがち?)
腕

Lv8の単発ショットで照射しました。
しかし脱毛前の写真を撮っていなかったため実際の写真での比較ができません、すみません、、、。ただ、もともとは人並みには腕毛がありましたがかなりすっきりしました。
また、腕においても足と同じように「きれいに脱毛できている所」と「比較的まだ毛が残っている所」に分かれています。足と比べると「きれいに脱毛できている所」がほとんどのため、引き続きケノン照射を続けるとほぼ完璧な脱毛になるとは思います。
乳首周り
Lv7の単発ショットで照射しました。
正直あまり脱毛は進んでいません。乳首のあたりは色素も濃い傾向にあるので念のためパワーを落としてはいましたが、今後はもう少しパワーを上げようか悩んでいます。
おなか周り
Lv8の単発ショットで照射しました。
ほぼ生えてこなくなった部分も出てきたことにより、全体的に薄くなったように見えます。
首
Lv8の単発ショットで照射しました。
毛は細くなりましたが、もともと首の毛というのは目立つものなので生えている時点で脱毛完了とは言えないなと思います。ただ、細くなったことにより剃った時の毛穴などが目立ちにくくなったため照射したメリットはありました。
脇
Lv8の単発ショットで照射しました。
かなり毛量が減りました。最初からツルツルという所は目指しておらず、不快感のない脇毛あたりが良かったのでかなり良い結果となりました。
VIO
VゾーンはLv9、Iゾーン・OゾーンはLv7の単発ショットで照射しました。
Vゾーンは毛が細くなってきたことによりそもそも薄く見えるのと、自己処理後の剃り残し感や毛穴の目立ちが抑えられるようになりました。Iゾーン・Oゾーンも少し薄くなり、本当はパワーを上げてさらに効果を高めたいところですが、肌が心配なので引き続き照射を続けて回数でカバーしていきたいです。
よくある疑問
続いて、ケノンを検討する際によく疑問に思うこと、私も気になっていた部分について、私なりの回答をします。
痛みはどのくらい?
痛みに関しては、照射レベルやカートリッジによって違いはありますが、基本的にほとんど痛くありません。Iゾーン・Oゾーンなどのデリケートな部分への照射やストロングカートリッジでの高レベル照射はもちろん多少の痛みはありますが、事前にしっかり冷やしさえすれば許容範囲内の痛みで収まります。また、私はゴリラクリニックの医療用レーザーで髭は脱毛していますが、その痛みは正直かなりのもので、それと比べると全然余裕で耐えられるレベルです。
そして逆に、「痛くないと効果がないのでは?」という意見もあると思います。しかし、③継続すれば効果は表れるでも解説したように、数を重ねることでしっかり効果は得られるという認識ですので、痛みが重要というわけではないと思われます。
副作用は大丈夫?
これまで主にスーパープレミアムカートリッジのLv7~9で半年間照射してきましたが、肌荒れや増毛化・硬毛化といった副作用は一度もありませんでした。もちろん物事に絶対はありませんが、私もこれまで照射の前後に冷やすのをさぼったり、間違えて同じ箇所を2回照射したりなどイレギュラーなことがあった中で(※もちろんケノンの説明書通りの使い方をするのが当たり前ではありますが)副作用はなかったので、まず心配はいらないと思います。
どのカートリッジ、レベルで照射すれば良い?
カートリッジに関しては、スーパープレミアムカートリッジ1つあれば問題ないと思います。照射回数、照射範囲、照射パワー全てに優れたバランス型であり、ケノン本体を買えば付属してくる基本のカートリッジなのでまず間違いありません。脱毛効果を高めるためにストロングカートリッジを使いたい場合もあるかもしれませんが、スーパープレミアムカートリッジの高レベル(Lv9,10)でもまあまあパワーはある方なのでまずはそれで3か月ほど試してみて、それでも足りないという場合に改めてストロングカートリッジを単品購入すれば良いと思います。
ちなみに、ケノン公式ショップ等で本体を購入してレビューを投稿するとおまけとしてストロングカートリッジが付いてきたりすることも多い(時期によって特典は変わります)ので、購入タイミングによってはその悩みも必要ないかもしれません。
また、照射レベルに関してはこれは完全に人によるので何とも言えませんが、私個人のおすすめとしてはまずはLv7から始めて3か月ほど様子を見て、状況によってパワーアップしていけば良いと思います。
連続ショットの時はスライドさせるべき?
ケノンには連続ショット設定がありますが、その連続ショットの際に、「同じ箇所に打つべき」か「スライドさせながら打つべきか」という疑問があります。これに関しては、私は「同じ箇所に打つべき」だと思います。まず、連続ショット設定ではショット数を増やす代わりに1回あたりの光のパワーが減っているため、スライドさせると脱毛効果も薄くなってしまいます。また、連続ショットは自動でピッピッピッと照射されるため、正直タイミングを合わせてスライドさせるのはかなり難しいです。そして結果的に、どこが照射済みでどこが未照射か分からなくなり照射漏れが出る可能性が高いです。そのため、私は連続ショットをするなら「同じ箇所に打つべき」だと考えております。
また、大前提として私は、連続ショット設定自体を使うべきではないと思っています。連続ショット設定の解説の時にも述べたように、単発(1連射)モードの方が脱毛効果が実感しやすいので、連続ショットを使う必要性はあまり感じません。
おわりに
以上がケノンの解説となります。
記事が長くなってしまいましたが、ケノンの特徴としてはタイトルにもある通り、照射という作業自体に若干の時間はかかってしまいますが、かなりお得に安く全身脱毛できる(時間をかけて安く全身脱毛)という点が挙げられます。
この記事が、脱毛をどのようにするか悩まれている方の検討材料の1つとなれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました、、、!
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