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【無印良品】空気でできたソファは手間がかかるのか?

買ってみた

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・商品の当たりはずれはあるのかもしれないが、1ヶ月くらいではあまり空気は抜けない。2ヶ月経つと空気補充は必要。
・空気の補充は5分ほどで終わる。
・洗濯のために分解、再セットは20分ほどかかる。

空気でできたソファとは?

 無印良品が2024年1月に発売した商品で「空気でできたソファ」というものがあります。こちらは名前から分かるように、ソファの中身がクッション材やビーズではなく「空気」を詰めるようになっております。今までには無いようなアイテムであり、そういったことからも一時期話題にもなり発売当初は品切れにもなったそうです。

 ソファの中身が「空気」であることによる特徴は以下のようなものがあります。

・これまでのソファ・クッションとは若干異なる座り心地
・シンプルに安い。材料費が抑えられるからか?9,990円(税込)と1万円を切る。
・空気を補充するだけでフカフカのソファに戻るので、メンテナンスに追加料金も手間もかからない?

 しかし、3つ目の特徴の「空気を補充するだけ」「手間もかからない」という部分に関しては、口コミ等を見ると「すぐ空気が抜ける」「空気補充が大変」といった内容のものもあり懐疑的になってしまうと思います。
 私もそこが不安だったため購入を迷っていましたが、最終的にはやはり「空気でできた」というワードに惹かれて購入してしまいました。

 そこで本記事では、空気でできたソファを購入して2ヶ月間使ってみた私の実体験をもとに、「空気の持ち」「メンテナンスの手間」といった長く使っていく上で重要な点について解説していきます。

快適度は?

 その前に実際の商品の使用感について簡単にお伝えできればと思います。 
快適度に関しては、個人的には「全体的に若干固めではあるが、かなり快適」といった感じになります。
 空気に包まれるということでフカフカを想像する方もいると思いますが、座ってみると意外と固めの質感になります。その理由としては、空気の入ったエアタンクに体重がかかることでタンクが張っている状態になりそこで若干固めに感じる?のではないかと思います。
 しっかりめの座り心地が好きな私としてはちょうど良かったので快適と評価しました。

 また、空気の入れる量によってフカフカ度もある程度変化します。背中部分にMAXで空気を入れるとかなりピンと張ってしまい気持ちよくもたれかかれないので、7割くらいの空気にするのがオススメです。

 このように部位ごと(お尻・腰・首・左右肘)に空気を調整することができ、自分好みの座り心地に調整できるという点も魅力的です。

維持にはどれくらいの手間がかかる?

 では本題の、メンテナンスの頻度・手間についてです。

空気の持ち

 空気がどれくらい持つのかというと、個人的感覚としては最低でも1ヶ月は問題ありません2ヶ月経過しても全然座れますが、さすがに最初の空気の入り方とは違うように感じるため空気補充をした方が良いといった感じです
 当然、使用期間・頻度・体重によって空気漏れのスピードも変わるとは思います。新品を60kgの私が1日3時間ほど使用した例になります。

 この空気の持ち具合が良いか悪いかは人によって感じ方は違うと思いますが、(この後解説の)空気補充の手間はあまりかからないのを踏まえると全然許容範囲だとは感じます。

 口コミでは「問題なく使える」と「すぐ空気が抜ける」の2極化となっていますが、私自身はひどい空気漏れを経験していないため、恐らくですが個体によって当たりはずれがあるのではないかなという印象です。

空気補充の手間

 では、いざ空気が抜けてきた時は補給する必要があります。その手間はどれくらいかというと、5分ほどでさっと空気を入れることができます

 空気補充の手順としては
①ファスナーをあける
②空気栓あけて空気入れと繋げる
③空気を入れて栓を閉める
④ファスナーをしめる
そしてエアタンクが5つあるので、これを5箇所で行います。

 私は以前までビーズクッションを使っていましたが、それと比べると補充はかなり楽になりました。ビーズクッションだとどうしても静電気によってうまく入らなかったり、まわりに飛び散らしてしまうこともありますが、空気の場合はその心配がありませんので。

 そして、思ったより手間がかからなかった要因としては、付属の空気入れが優秀でスムーズに空気が入ることが大きいと思います。2ヶ月分の空気の抜けを補充するくらいなら15プッシュくらいで大丈夫です。そのため、1つのエアタンクに対しては1分ほどで補充完了します。
 また、空気補充だけならエアタンクをソファに入れたままで良いので、ファスナーを開けてただ空気を入れるだけで済むというのも手軽さの要因になります
(エアタンクの取り外し・再取り付けが大きな手間になるため、次で説明する洗濯などでは時間がかかります)

洗濯の手間

 カバーを洗濯することもできますが、こちらは少し手間がかかり、取り外し・再取り付けで20分ほどはかかってしまいます

 洗濯全体の手順としては
①エアタンク5つの空気を抜いて取り外す
②お尻部分のクッションを取り外す
③洗濯
④エアタンクとクッションを再取り付け
⑤エアタンクに空気入れなおす
となります。

 時間がかかってしまう要因として、空気をある程度抜かないとエアタンクを取り外すことができない、エアタンクの再取り付けが少し難しいといったことがあります。特に再取り付けに関しては、エアタンクをある程度丁寧に取り付け(奥の方まで行き届かせてから)空気補充しないと全体が綺麗に膨らまないため注意が必要です。

まとめ

・商品の当たりはずれはあるのかもしれないが、1ヶ月くらいではあまり空気は抜けない。2ヶ月経つと空気補充は必要。
・空気の補充は5分ほどで終わる。
・洗濯のために分解、再セットは20分ほどかかる。

 実際に使ってみた感想としては、総合的に見ればそこまで手間はかからないのかなと思いました。お値段もソファの中ではお手頃であり、非常に軽いので取り扱いやすい印象です。
 あとは、耐久年数がどれくらいにになるのかが気になる所なので今後も使用しながら様子を見ていきたいです。

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