ミノキシジル配合のリアップを使ってみての正直な効果

使用前の現状

　私はまだ20代ですが、血筋的には薄毛になる可能性が高く、実際に若干薄毛の進行も感じています。そこで、色々調べたり相談してみると「ミノキシジル」という成分が発毛に有効でありそれを配合している医薬品の１つが大正製薬の「リアップ」であると知りました。
　そこで、私が実際にリアップ（ミノキシジル1%配合）を1年間利用してみての、発毛効果や実感をお伝えできればと思います。
※エビデンスなどは可能な限り確認していますが、あくまで個人の感想になることはご了承ください。

ミノキシジルとは？

　ミノキシジルとは、「日本で唯一、発毛効果が認められている成分の外用薬」になります。ちなみに、内用薬（飲むタイプ）で発毛効果が認められているものは「フィナステリド」「デュタステリド」とあります。

　日本皮膚科学会ガイドラインでも外用薬としてミノキシジルを強く推奨しています。
※ガイドラインは2017年版となっていますが、これが2025年2月現時点で最新版のものとなり更新は確認できませんでした。

　日本国内には多くの薄毛対策の医薬品が販売されていますが、ミノキシジルが配合されていない商品も数多くあります。しかしミノキシジル以外の外用薬は発毛（毛が生えてくる）効果が認められていないため、それらの商品のパッケージなどをよく見ると「育毛」「発毛促進」といったように、毛が生えるといった直接的な表現は使っていないと思います。
　そのため、毛を生やしたいという人はミノキシジル配合の医薬品を選択するのが良いと考えられます。

リアップとは

　外用薬で有効なのはミノキシジルだと知り、ミノキシジル配合の医薬品は何があるか色々調べて、私はその中でも大正製薬の「リアップ」を選択しました。
　リアップにした理由は単純に、CMでもよく見かけるし、販売元の大正製薬も大手製薬メーカーということで安心かなと思ったからです。

　リアップシリーズにはミノキシジル1%配合の通常の「リアップ」と5%配合の「リアップX5チャージ」があります。（他にもいくつかありますが、この2種がメインと言って良いです。）
1%配合のものなら6ヶ月以上、5%配合のものなら4ヶ月以上の利用で効果を実感できるようになるとのことで、当然5%配合の方が効果の実感は早いですが、その分価格も高くなります。

　そして、リアップの話というよりはミノキシジル自体の問題にはなりますが、ミノキシジルは全ての薄毛に効果的という訳ではなく、30～50代の男性に多く見られる壮年性脱毛症という症状に対して効果を発揮します。具体的には下図の赤枠のような症状に対して有効とのことです。

　また、「リアップ」や「リアップX5チャージ」は男性用の商品のため、女性の方は「リアップジェンヌ」という女性用のシリーズを利用する必要があるようです。（こちらもミノキシジル1%は配合されているため、正直通常のリアップがなぜダメなのかは不明でした…。）

リアップ（ミノキシジル）の実際の効果

　では、実際にリアップを1年間利用してみての効果をお伝えしていきます。
前提として、とりあえず試してみたいという感じだったので比較的安価な通常のリアップ（ミノキシジル1%配合）を選択し、用法通りに1日2回を基本（忘れてしまい1日1回が週に1度くらいありますが…）として利用しました。

経過

0ヶ月目（スタート時）

2ヶ月目

4ヶ月目

6ヶ月目

12ヶ月目

まとめ

　以上のように、ミノキシジル配合のリアップは公式に効果は認められているためそれを信じて1年間利用してみましたが、正直なところ劇的な効果は感じられませんでした。私の場合は、薄毛が若干気になる程度のレベルなので、もしかするとそもそもミノキシジルで対応できる薄毛の症状ではないかもしれない可能性もあります。
　ただ、少なくとも現状維持はできているので、次はミノキシジル5%配合のものでもう少しだけ続けてみようかなとは思います。