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楽天の株主優待SIMを海外で使ってみた

お役立ち情報

 楽天の株主優待で楽天モバイルSIMが1年間(通常:6ヶ月 継続保有:1年間)利用可能になりますが、これを海外でも利用できるのか?という疑問・不安がありました。
 そこで、実際に利用してみての感想や利用方法、注意事項をお伝えします。

楽天の株主優待SIMは海外利用可能

 まず、そもそも楽天の株主優待SIMは海外で利用可能な仕様になっているか?という疑問に対しては「海外利用(データローミング)可能」となっております。

データローミングとは?

自分の契約している携帯電話会社のサービスエリア外(主に海外)に出たときでも、現地の通信会社のネットワークを借りて、そのままインターネット通信が使える仕組みのこと。

※データローミングはあくまでデータ通信(LINEやマップ、Web検索)のみの話で、音声ローミング(電話の発着信ができる)・SMSローミング (SMSの送受信ができる)はまた別物となります。

 通常契約の(優待でない)楽天モバイルの機能として「海外でも2GBまで無料」となっております。

 そして、優待SIMでできないことは、以下のようになっており、そこに海外データローミングの記載はないので、逆を返せば「海外でも2GBまで無料」は優待SIMでも可能ということです。

 ただし、電話やSMSの利用は不可となっております。

2026年5月現在、海外データローミングは以下の国で利用可能となっております。
旅行で行くような主要国はおおかたカバーされている印象です。

実際のところは?

 原理としては利用できることは分かったが、実際に本当に使えるのか?またその通信速度や繋がりやすさはどうなのか?といったところが気になると思います。

 そこで、一例としてフィリピンで昨年利用してみましたが「一般的な利用には困らないくらいにはある程度利用できた」という感じです。

以下、使ってみての実感です。

●まず、現地で回線自体が繋がらないということはありませんでした。フィリピンの中でもマニラとセブに行きましたが両方とも飛行機が到着と同時に繋がりました。

●通信速度はそこまで快適とは言えません。一応表示上は4Gとなっていましたが、そこまでの速度があるような感じはせず、試しに動画視聴してみると再生までに少し時間がかかりました。

ただ、基本的に旅行で必要なアプリ(LINE、マップ、タクシーアプリ、web検索)は問題なく使えるレベルなのであまり気にしなくて良いと思います。

●上限が2GBなので、通信の節約はする必要があります。私の場合は、3泊4日でほぼほぼ動画は見ずに、ホテルではWi-Fi利用することで1GBくらいの利用で済みました。

 ちなみに、以前シンガポールでも優待SIMを使いましたが、利用感は特にフィリピンと差はありませんでした。

利用方法は?

 ※こちらではiPhoneでの利用方法を記載しますが、大枠はAndroidも同じになります。

 利用方法は非常にシンプルで、設定アプリで優待回線のデータローミングをONにするだけです。

以下具体的な順序です。

①設定アプリを開く

②モバイル通信を選択

③SIM欄の優待回線を選択(複数回線を持っている方は電話番号で判断)

データローミングをONにする

⑤あとは、現地のキャリア回線に自動で接続してくれます

ちなみに

データローミングでは、自身のいるエリアで繋がりやすい現地キャリアを自動で判断して繋げてくれます。フィリピンでは「Globe」と「Smart」が大手キャリアのようで、現地にいる時に知らない間にその両者を切り替えて最適な通信環境を選んでくれました。データローミングは楽天が現地キャリアの回線を借りてそれを利用してデータ通信するため、楽天はフィリピンにおいてはその2社とパートナー契約を結んでいるのかと思われます。

※現地キャリアを自動で切り替えるには
設定アプリ→モバイル通信→優待回線の電話番号を選択→ネットワーク選択→「自動」をオンにする

⑥帰国後にデータローミングOFFに(手順④をOFFに)
※意図しないデータローミングを防ぐため

優待SIMのデータローミング方法が見つからない?

(優待ではない)通常契約の楽天モバイルの場合はmy楽天モバイルからの設定も必要とのことですが、優待SIMはmy楽天モバイル自体が利用できないので本体の設定のみで問題ないようです。

注意事項

上限2GBを超えた場合

 データローミングの上限は毎月2GBですが、もしそれを超えた場合は低速モード(最大128kbps)となるだけで追加の課金などが発生したりはしません。ただ、低速モードではあまり使い物にならず、ラインのメッセージ送受信のみ若干遅れるが利用可能といった感じです。スタンプや写真の送受信には時間がかかりますし、マップアプリなども厳しいです。
 また、通常契約の楽天モバイルなら最悪の場合追加料金(500円/1GB)でデータチャージ可能ですが、優待SIMではデータチャージ自体できないので、くれぐれも利用状況には気を付けましょう。

データローミングでの使用ギガの確認方法

 上限2GBと言われても、それをどうやって(今どれくらい使っているのか)管理するのかというと、正式に確認できる画面はありません。通常契約SIMならmy楽天モバイルというアプリの管理画面から確認可能ですが、優待SIMはそのアプリの利用が不可なので確認することができません。

 しかし、全く手がないという訳ではなく、以下の方法で利用状況を見ることができます。

 「設定」アプリを開く→「モバイル通信」を選択
すると【現在までのローミング合計】という欄があり、ここには「これまでデータローミングで利用したデータ通信量の総計」が記載されています。
 つまり、出国直後の【現在までのローミング合計】をメモしておけば、そこから何GB使用したかが計算できます。

 上記の画像だと、1.31GB-0.286GB=約1GBをデータローミング利用済みとなります。

現地到着前には優待SIMにしておいた方が良い

 これは、優待SIM以外の他キャリアSIMも持っている場合、かつそのキャリアの契約内容にもよりけりではありますが、私は現地到着時に誤って優待SIMでなく通常契約のワイモバイルを一瞬繋いでしまったことにより、データローミング課金が発生する失敗をしました。

 優待SIMだけで追加料金なしで現地の通信を乗り切ろうと思っている方は、最初から通常SIMはOFFにしておくか優待SIMに切り替えておくことで、意図しないデータ通信を防ぐことをおすすめします。

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